フィリップ・ドゥクフレ 2007/02/07 (Wed)

今日は引きこもりな一日でした～。
外に出たのはツタヤに行ったくらい。
かもめ食堂とムシ師みました。
かもめ食堂、ずっとずーっと気になってて、
今日やっとみれて幸せでした。
シナモンロールが美味しそうです。
シナモン嫌いだけど、レシピを手に入れました。
そのうち作ります。


そうそう今日はマニアックなダンスの話をします。
題名はフィリップ・ドゥクフレですが、
副題はzoeさんへ。です。笑。

さぁ、さぁ、ここでやっと熱くドゥクフレを語る日がやってきました。
まずは彼の公式サイトを！！
彼はフランス人のコンテンポラリーの振付家、ダンサーです。
詳しくはココを！
そして、ワタクシ、ミクシィやってるのですが、
ドゥクフレのソロを見た日の感想をドドーンと。笑


あたしドゥクフレと結婚する！！！
愛人でもいい！あいじんの「ん」あたりでもいい！！
まじかっこよす！！
やべぇよ。。
飛べる飛べる！！
いっちゃうよ～♪

なんの話してるかっていったらフィリップ・ドゥクフレっていうフランス人のおじさまの話なんです。
彼はコンテンポラリーダンサーで日本に来日公演して
くださいました。
作品は「SOLO」っていいます。
あたしは学生席を一人で申し込んだので最前列の
まんなかよりちょろっと左に座ることができました。
やべぇ。
妊娠するかと思ったよ！！！

あんねぇ、彼、天才。
こんなに楽しいコンテ初めて見た。
ダンスの域を超えて芸術作品です。
そんなのはみんなしってるだろうけども。
影や映像を使っていろいろ表現するんですよ。
ピーターパンが影を忘れてウェンディのところに
とりに来るでしょ？
あんな感じで影が意志をもってるようにみえる。
あと自分が動くと普通影も同じタイミングで動くんだけど
細工がしてあって、何体もの影がダダダダダーっと
っちょっとずつ遅れてみえるのがあって、
でっかい動物の背骨をみてるようだった。
海みたいだった。
あとコミカル。
すんげぇコミカル。
だれがみてもおもしろい。
あたしはずっとにたにたしたり声あげて笑ってた。
作品可愛いし。
アメリに雰囲気にてます。
フランス人ってシュールでユーモラス。
そしてドゥクフレ手がエロいよ。
あの人絶対テクニシャンだぜ！！笑
公演後にドゥクフレと話した。
そして握手してもらった！
手、すごい柔らかいし！！
彼は黒のシャツにヒョウ柄のネクタイしてたよ！！！！
すてき～♪
でも、舞台のコミカルな印象と違ってちょっと神経質な
感じだったかな。。。。
でもすごいうれしかった！！！
だってさぁあのドゥクフレと喋って握手した！！
メルシーくらい言えばよかったなぁ・・・。

あと、世の中に言葉はいらないと思った。
あたし、本すごい好きで、いろいろ読むし、
音楽の歌詞で素敵なフレーズもたくさん見つけるけど、
やっぱり近くで感じたいのは言葉じゃなくて行動だね。
たとえばあたしは好きって言われるよりも喋らなくて
いいから抱きしめて欲しい。
そういう感覚。
ダンスっておもしろいよ！！
本当に楽しい！！！
人間ってすごいんだよ！！知ってた？
あたしあんま知らなかったんだけど。笑

あとあれだね。
優れてるダンサーは細部の表現がうまい。
おおまかな事はある程度の人ならできるけど
細かい部分動かして空気変えられるってのが一番すごい。
つーか、あたしが見た回の客の集中力もすごかった！！
それだけみんなドゥクフレにイントゥーしてたってコトさっ！

メルシー！！！！



というね。
かなりハイテンションですね。
いや、でも、今思い出したけど、やっぱりすごかった。
劇場はそんなに大きくないんですが、すごく上品な劇場で、
ドゥクフレの空間にはピッタリだとおもいました。

すごく細かく説明するのは難しいというか、面倒です。
すいません。
最初に小さめのスクリーンがあって、そこに得体のしれない
ごにょごにょしたものが映し出されている。
青い中に黒いごにょごにょがうごめいている。
大きかった青いものがだんだん引いていくと、それは足だとわかる。
目の前にある、CCD？っていうの？小さいカメラに自分の足の指を
動かして撮している。
生放送です。


そうやって、ちょっとした異空間を作ってからドゥクフレは喋る。
勿論フランス語で。
「今日はきてくれてありがとう。
みんな、今日はリラックスしてね。
好きなタイミングで大声で笑ってくれても、走り回ってもかまわない」
とかいって、さいごに
「きょうはぼくのおちんちんのはなしをする」
とかなんとかいってたな。
まぁ、とりあえず、ドゥクフレは女好きみたい。
奥さんや子供や、愛人？や自分の小さい頃の写真を
舞台上の机にあるカメラで写してみせたりしてた。

で、影をつかって、だまし絵みたいな世界をつくりあげたり、
みぃくしーのにもかいてあるけど、動くごとに影が時間差で動く
ような仕掛けがしてあって、ひとりだけどひとりじゃない世界が
できていた。

音楽はトロンボーンとか、パーカッションとかを
一人のおじさんが生演奏してて、ドゥクフレの動きを
みながら着けていた。
スタッフもそんなに多くなくて総勢１０名くらいで
アットホームな感じだった。サーカス小屋みたいな。

あとは机の上で、指遊びをしてた。
卓上の小型カメラの映像がスクリーンに映し出されて
彼はフランス語の歌にあわせて指で表現する。
歌詞はわすれた。日本語訳がどっかにあるけど。
とりあえずヨウツベで映像みつけたんで、みてみて。
これと全く同じ曲を同じような振り付けで、一人でやってた。
コレ。

面白いでしょ？彼。
今みてもおもしろいし。
生で見るともっとおもしろいよ！

まぁそんなこんなであっという間に終わってしまいました。
かなりヨウツベから画像とってきたんでわかっていただけました
でしょうか？
もし、次回彼が日本にやってきたときは、もう絶対みなくちゃ損です。
ちなみにあたしは学生席で３千円だったけど、
普通は６千円くらいするみたい。
いやー、まじおいしかったよ。
３千円でほぼセンターしかも最前列！！
ラルクではあり得ないですね。

でもいいんだー。
愛と幻想のシルフィールドも学生席で前から二列目だったもん♪
これはマシューボーンだけど。
あれだよ！
マシューボーンはシザーハンズをコンテバレエにした人！！
でもシザーハンズよりシルフィールドのが好きです。
あたしは。
シルフィールドがビョークのメダラみたいな目してすげかったもん。
なんか、印象が強かった。あれは。
シルフィールドはあたしが初めてみたコンテバレエで、
いやらしい感じもあったけど、すごいなまなましくてすごかった。
見せ方も、舞台の使い方も面白かった。
なにより主役のウィル・ケンプってダンサーは
バンヘルシングっていう映画に出てる人らしく、
そのウィルケンプが踊ってる日に見れたし！


ではでは、ラルク好きだなんて微塵も感じないブログでした。
すみませぬ。
zoeさん、伝わりましたでしょうか？


そしてオーディションは受かりました！
まだ承諾するかは定かではありませぬが…。