コンテンポラリーダンスについて 2007/03/14 (Wed)

zoeさんに触発され、コンテンポラリーダンスについて語ります。
いや、この記事つまらないと思うけど…。
ってか、あたしが思っていることなんで、あくまでもあたしが勝手に
考えることなんで、そこのところご了承ください。

まず、ダンスにはいろいろなジャンルがありますよね。
クラシックバレエ・モダンバレエ・モダンダンス・ジャズ・タップ・
ヒップホップ・フラメンコ・フラダンス・その他、数えられないほど
ありますね。
そもそも踊りというのは歌や音楽と同様で、古代からあるんです。
人間の本能とでも申しましょうか？
人はずっと踊り続けているわけであります。
それが自然なんです。

さて、いきなりワタクシゴトの話になりますが、幼き頃からずっと
バトントワリングというスポーツをしていて私は踊るのが大好きでした。
あれです。わたしは踊っていると思っていたのです。
バトンは踊りだと。
しかし、今の大学に入って、あたしはバトンを１０年やってきて、
踊り大好きだし、踊りの大学でウキウキしていたのですが、
その期待は一気に不安に変わることになります。
なんてたって、専門分野の踊りの名前がちんぷんかんぷんなのです。
なかでも、一番悩んだのがモダンダンスとコンテンポラリーの違い。
ってか、コンテンポラリーってなんぞや？と。
まぁ、悩んでも時は過ぎるわけで実際に受けることになります。
最初の印象はモダンダンスはなにかテーマがあり、それを表す為に踊る。
コンテンポラリーはなにも考えなくていい。カラダの動くままに感じるままに動け！
というものでした。

コンテンポラリーにも、モダンダンスにも、先生によってかなり内容が
変わってきます。
でも、コンテンポラリーはカラダの流れにそって、または反動を利用して
おどることが多いです。
書道ににています。書道って、文字を書く筆の動きが全部つながっていますよね？ああいう感覚に似ています。
モダンダンスはなにか表したい事があって、それをダンスで作っていくと。だから動きが別につながってなくても表現したいことが明確になくてもいいんす。
絵でいったら抽象画です。

そもそも、人間ってあまのじゃくな面がありますよね。
新しいものを求めようとする。
それで出てきたのがコンテンポラリーです。
すごく哲学的な感じです。あんま人に見せることを主としてないっていうか、ぜんぜんビジネス的ではないです。
うーんとね、コンテは自由なんです。だからなにやってもいいんす。

実際にね、ジョンケージっていう人の３分４４秒っていう作品があるんですけど、コレは舞台の上にピアノがあって椅子がある。そこに人が出てきて３分４４秒座る。で、なにもしないで帰る。
ってのがあるんです。なんつーの？なんもしなくてもダンスじゃ！芸術じゃ！みたいな概念ですよ。
あとはこれは別にダンスじゃないけど、美術館に泉って題名の作品があって、それは実はトイレの便器がおいてあるとかね。
そういうのもあるんです。

あたしが以前にフィリップドゥクフレについて熱く語りましたけど、
あれはコンテンポラリーです。
ってか、ダンスってよりも彼はサーカスを学んでいたことがあるので
そういう空気も強いのですが、めちゃんこ動くというよりも、
見せて楽しむのがドゥクフレです。
彼の空気がもう素敵。


でね、結局、あたしが思うのはダンスって種類ないんですよ。
もともと一個だから、分ける事って本当は出来ないと思うんですよ。
だってさ、あたしはすごい踊りたくなりことがあって、それはすごく
衝動的で、それって種類わからんですよ。
だけど、例えばなにか企画するとき、こういうダンスがしたいって
なんとなく種類わけとかないと、わかりにくいでしょ？
だから種類があるだけで本当は一個なんです。
生きるために踊ってる。感じ。
いや、生きているから踊っている感じかな。
もう、毎日の動きもダンスじゃないかぐらいな。
うぉぉぉぐるぐるしてきた。

実際、友達と動きを作るときは面白いからこの動き使おうとかそんな
感じですよ。

でね、ダンス見に行ったときに実際わけわかんないのとかありますよ。
はぁ？みたいな。
それは自分の中で消化しようとしないんでいいんです。
ほっといてください。
だけどね、わけわかんなくてもすごい心に残ったり、迫ってきたり
するものが実際にあります。
うぉぉぉ。なんかぜんぜんわかんないけどすげー！！
この人立ってるだけで踊ってるよ！！みたいなね。
それはもう、ダンスでいいんです。
そんな感じかな。
だから、結局、楽しかったら自分にあうもの。
つまんなかったらあわないもの。だけなんです。
うん。
そう。
たぶん。
ところでコンドルズってしってますか？
かれら有名なコンテンポラリー集団ですが、みんなおじさんで学欄きて踊るんです。
コントみたいなのもします。腹を抱えて笑えます。
これもコンテです。
コンテは自由なんです。
でもね、動ける人が動くコンテってすっごく魅力的。
空気が濃いです。
それは、自分で見てみないとわからない感覚です。


だからみなさんあんま考えずにダンス見に行ってみて下さい。
なんて尻つぼみなんだろう。笑
ひどいね。こりゃ。


苦情あったらごめんなさい。
あと、途中でけしちゃったんだけどもったいないから
続きにちょろっとクラシックバレエのこと書いちゃいました。
これはできるだけ読まないで。
あたしの記憶が曖昧です。


そんなあたくし、昨日からクラシックバレエを始めました！！
たのしす！！

じゃあコンテンポラリーがなんで生まれたか？って話になりますよね。
最初、は民族舞踊から踊りは始まって、クラシックバレエが出てきます。
クラシックバレエが出来るまでにもいろいろあるんですが、
それは今回おいといて。
クラシックバレエって見る音楽なんですよ。
代表作だと、シンデレラとか、クルミ割り人形とか、白鳥の湖とかジゼルとかいろいろありますね。
あれも厳密にわけると歴史で内容が変わって来るんです。
最初は踊りによってお話を伝えることを主としていたのがクラシック。
だから、クラシックにはマイム（手話みたいな振り）があるんです。
あれ、本当は全部意味があるらしいです。
詳しいことはわかりませんが。
で、最初はポアント（トウシューズ）なんて履いてなかったんですけど
バレエは足の踊りといってもいいくらい足技が多いですよね。
で、もっと人間離れした感がでるようにとか、手足を長く見せる為に
ポアントをはきだしたんです。
そしたら、お話を伝えるよりも踊りが主になっていくんです。
もっと難しい技を！！！みたいな感じで。
で、クラシックでも雰囲気を踊るようになるんですね。
有名なのがクルミ割り人形の雪の女王のシーン。
ってか、そういうしーんがあるんですが。
雪が一面に降っていて、なんか雪をあたしが降らせてるのよ！みたいな
女王がでてくるんすよ！！で、雪の妖精も出てきて…。
とりあえずあんま話と関係ないんだけど、雪が降ってる様を踊りで
表して行くんです。